アジア株 香港株は2.3%高、不動産株の上げ目立つ 当局が「大きすぎて潰せない」不動産開発業者への追加支援策を検討 東京時間14:09現在 香港ハンセン指数 20604.05(+458.76 +2.30%) 中国上海総合指数 3126.52(+10.01 +0.32%) 台湾加権指数 14204.97(-19.15 -0.13%) 韓国総合株価指数 2258.33(+39.65 +1.79%) 豪ASX200指数 7051.90(+105.71 +1.52%) インドSENSEX30種 60983.90(-310.30 -0.51%) アジア株は軒並み上昇。 香港株は大幅続伸。不動産株の上げが目立つ。CG SERVICESは10%超高、龍湖集団は9.5%高。 中国当局が不動産市場の低迷が続く中、規模が「大きすぎて潰せない」不動産開発会社への支援策を検討していると複数の関係者の話としてブルームバーグが報じている。当局は、銀行と証券の規制当局に対し、不動産開発会社のバランスシートを強化するのを助けるよう指示したもよう。年末年始の新築住宅販売が好調だったことも引き続き材料視されている。特に広州市での販売は前年同期比で131%急増した。首都北京市でも80%、上海市でも74%増加した。 アリババは8.0%高、約1カ月ぶり高値をつけている。中国規制当局がアリババ傘下アントグループによる15億ドルの資金調達計画を承認したとの報道が材料視されている。アリババ急伸を受け、バイドゥやJDドットコムなど他のハイテク関連も上げ幅を拡大している。 また、中国保健当局が首都北京市や重慶市、広州市でコロナ感染拡大がピークに達したと発表したこと受け、経済活動再開への期待感も広まっている。ただ、中国は今月下旬から春節で大型連休に入るため、休暇中の移動や集まりで感染は再び拡大する恐れがある。 感染拡大が中国国内の財政を圧迫していることから、当局は大規模な半導体投資を一時停止するとの報道が伝わっているが、今のところ影響は特に見られない。
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