5日前引けの日経平均株価は前営業日比87円26銭高の2万5804円12銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は5億8827万株、売買代金概算は1兆3839億円。値上がり銘柄数は602、対して値下がり銘柄数は1143、変わらずは93銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は主力ハイテク株をはじめ広範囲に買い戻される展開となり、日経平均はリバウンドに転じた。今年に入って欧州株が総じて上昇基調を強めているほか、前日の米国株市場も景気敏感株などが堅調でNYダウを押し上げており、これを受けて東京市場でもリスクを取る動きが強まった。ただ、日経平均2万6000円近辺は戻り売り圧力も意識され、一時200円以上の上昇をみせたものの前場取引後半は漸次伸び悩む展開を強いられた。値上がり銘柄数は全体の6割強にとどまっている。 個別では断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が高く、東京エレクトロン<8035>も大きく買われるなど半導体製造装置関連が物色人気。ソフトバンクグループ<9984>も堅調。ファーストリテイリング<9983>が上昇し、メルカリ<4385>も値を上げた。テスホールディングス<5074>、マルマエ<6264>が値を飛ばした。低位株ではJPホールディングス<2749>の上げが目立つ。半面、三井住友フィナンシャルグループ<8316>が冴えず、エーザイ<4523>も売られた。三菱重工業<7011>も売りに押された。円谷フィールズホールディングス<2767>、東光高岳<6617>が大幅安、ジェイテックコーポレーション<3446>も利食われた。 出所:MINKABU PRESS
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