東京株式(大引け)=297円安、米株高も円高加速で終始売り優勢に

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 16日の東京株式市場は為替の円高進行が嫌気され、終始売り優勢の展開となり、日経平均株価は2万6000円台を終値で下回った。

 大引けの日経平均株価は前営業日比297円20銭安の2万5822円32銭と続落。プライム市場の売買高概算は11億4001万株、売買代金概算は2兆5564億円。値上がり銘柄数は458、対して値下がり銘柄数は1322、変わらずは58銘柄だった。

 前週末の欧州株市場で主要国の株価が総じて高かったほか、米国株市場でも発表された経済指標を受けてインフレに対する警戒感が後退し、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇した。しかし、きょうの東京市場はこの地合いを引き継ぐことができず、リスク回避目的の売りに押される展開となった。17~18日に日銀の金融政策決定会合を控え、外国為替市場でドル売り・円買いの動きが加速、一時1ドル=127円台前半まで円高が進んだことで、これが株式市場に重荷となった。ハイテク関連のほか、ここ相場の牽引役を担っていた銀行株や鉄鋼株なども利益確定の売りに晒され、全体相場を押し下げた。ただ、内需系銘柄を中心に下値では押し目買いの動きも観測され、日経平均は朝方に370円あまりの下落をみせた後は下げ渋った。

 個別では、ファーストリテイリング<9983>の下値模索が継続、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置の主力株も売りに押された。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクや第一生命ホールディングス<8750>など生保株も利益確定の売りに晒された。メルカリ<4385>が安く、セブン&アイ・ホールディングス<3382>なども下値を探った。デンカ<4061>、北の達人コーポレーション<2930>などが急落した。

 半面、エーザイ<4523>が売買代金を伴い高く、ベイカレント・コンサルティング<6532>も大きく値を上げた。味の素<2802>、花王<4452>が買い優勢、オリエンタルランド<4661>もしっかり。モリト<9837>、りらいあコミュニケーションズ<4708>がいずれもストップ高に買われたほか、セラク<6199>、IDOM<7599>なども値を飛ばし、一時値幅制限いっぱいまで買われる場面があった。

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