ゴールドマン<GS>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、トレーディング部門は債券・為替・商品(FICC)が好調で予想を上回ったものの、株式部門が減収となった。投資銀行部門は予想ほどは落ち込まなかったが、全体の経常収益は予想を下回った。また、先行き不透明感を反映して、貸倒引当金は9.72億ドルと予想以上に増加させた。 1株利益も予想を大きく下回った。同銀は第4四半期に報酬を多く計上したため予想以上に経費がかさんだ。アナリストからは、「ひどい結果になると広く予想されていたが、予想以上に悲惨なものだった。収入が急減する一方で、営業費用が11%も急増しており、これは追加のコスト削減と人員削減が行われる可能性を強く示唆している」との評価も出ている。 ソロモンCEOは声明で「われわれの明確な当面の焦点は、中核事業の強化、成長プラットフォームの拡大、効率性の向上を実現する戦略的再編成の効果を実現することだ」と述べた。 (10-12月・第4四半期) ・1株利益(調整後):3.32ドル(予想:5.51ドル) ・経常収益(調整後):105.9億ドル(予想:107.0億ドル) トレーディング:47.6億ドル(予想:45.0億ドル) FICC:26.9億ドル(予想:23.7億ドル) 株式:20.7億ドル(21.4億ドル) 投資銀行:18.7億ドル(予想:16.4億ドル) 純受取利息(NII):20.7億ドル(予想:20.8億ドル) ・年率ROE:4.4%(予想:7.4%) ・運用資産(AUM)2.55兆ドル(予想:2.48兆ドル) ・貸倒引当金:9.72億ドル(予想:6.58億ドル) ・融資:1790億ドル(予想:1786.7億ドル) (NY時間09:39) ゴールドマン<GS> 364.92(-9.08 -2.43%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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