日本時間22時半に発表になった1月の米雇用統計は衝撃的な結果となった。非農業部門雇用者数(NFP)が51.7万人増と予想(19万人増)を大きく上回ったほか、失業率も3.4%に低下した。NFPは前回分も上方修正されている。 FRBが懸念しているタイトな米労働市場を完全に示唆し、タカ派姿勢を正当化する内容ではある。平均時給も前年比4.4%と依然として高い水準での推移が続いている。 今週のFOMCでパウエル議長は、あと2回で利上げサイクルを停止する意向を示していた。議長は年内の利下げまでは否定していたが、市場は年内の利下げ期待を変えておらず、現在はFRBと市場の見解の相違が出ている状況。 ただ、きょうの米雇用統計はパウエル議長のタカ派姿勢を裏付ける内容となっており、市場は年内利下げ期待を後退させている。 米雇用統計(1月)22:30 非農業部門雇用者数 結果 51.7万人 予想 19.0万人 前回 26.0万人(22.3万人から修正) 失業率 結果 3.4% 予想 3.6% 前回 3.5% 平均時給 結果 0.3% 予想 0.3% 前回 0.4%(0.3%から修正)(前月比) 結果 4.4% 予想 4.4% 前回 4.8%(4.6%から修正)(前年比) 民間部門雇用者数 結果 44.3万人 予想 19.0万人 前回 26.9万人(22.0万人から修正) 製造業雇用者数 結果 1.9万人 予想 0.7万人 前回 1.2万人(0.8万人から修正) 週平均労働時間 結果 34.7 予想 34.3 前回 34.4(34.3から修正) 労働参加率 結果 62.4% 予想 62.3% 前回 62.3% MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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