反発、ロシアが日量50万バレルの減産を発表=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=79.72(+1.66 +2.13%)

 ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が1.65~1.66ドル高。その他の限月は0.49~1.65ドル高。

 ロシアが3月の生産量を日量50万バレル引き下げると発表したことが手がかり。西側によるロシア産石油の上限価格設定に対抗する措置と見られており、ロシアのノバク副首相は市場との関係回復に寄与するとの認識を示した。ロシアの減産は単独の行動で、石油輸出国機構(OPEC)プラスの生産目標の引き下げとは関連していない。

 時間外取引で3月限は80.33ドルまで上昇したものの、通常取引開始を控えて上げ幅を削った。ただ、通常取引が始まると買いが持ち直し、80ドルの節目に迫った。


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