きょうもドル円は買い戻しが続いており、134円台での推移となっている。朝方発表の米生産者物価指数(PPI)がFRBのタカ派姿勢を裏付ける強い内容となったことがドル円をサポートしている。今週の米消費者物価指数(CPI)や米小売売上高など重要指標を通過して、市場では再びFRBに対するタカ派な雰囲気が広がっている。為替市場はドル買いの反応が見られており、米国債利回りも上昇する中、6月も米利上げがあるのではとの観測も出ている。年内の利下げ期待も後退。 ドル円については、目先は節目の135円が意識されるが、その上の136円台半ばから後半の水準にフィボナッチ38.2%戻しや200日線の水準が控えており、そこまで試しに行くか注目される。 市場からは、ドルに対する逃避買いの需要減が米利上げ観測を相殺し、ドルは安定的に推移する可能性があるとの指摘が出ている。FRBによる追加利上げのシグナルを安全資産に対する需要減が相殺し、ドルは今四半期中はレンジ相場で推移する可能性が高いという。今四半期の米経済指標の改善は、FRBにタカ派スタンスを維持する余地をもたらし、政策金利に敏感な短期ゾーンの利回りを堅調に推移させている。しかし、米株式市場が底堅く推移するなどのリスク選好の雰囲気がドルの上昇を阻むとしている。 その場合ドル円は128-136円での推移が想定されるという。 USD/JPY 134.20 EUR/JPY 143.23 GBP/JPY 161.09 AUD/JPY 92.28 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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