アジア株 材料難で方向感に欠ける 北朝鮮ミサイル報道には無反応 上海株は値ごろ感で買い戻し

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 材料難で方向感に欠ける 北朝鮮ミサイル報道には無反応 上海株は値ごろ感で買い戻し

東京時間11:01現在
香港ハンセン指数   20696.00(-23.81 -0.11%)
中国上海総合指数  3236.10(+12.08 +0.37%)
台湾加権指数     15512.42(+32.72 +0.21%)
韓国総合株価指数  2454.70(+3.49 +0.14%)
豪ASX200指数    7346.60(-0.16 0.00%)

アジア株はまちまち、新規材料に乏しく方向感に欠ける。北朝鮮がアジア時間早朝に弾道ミサイルを2発発射した。北朝鮮は太平洋が「射撃場」として利用される頻度は米国次第と警告。ただ、同報道にマーケットは無反応。

上海株は4営業日ぶりに反発。特に目立った買い材料はなく、先週末に約1カ月ぶり安値をつけたことから値ごろ感で買い戻されている。

香港株は続落、米金融引き締め長期化懸念が重石。アリババやJDドットコムなどハイテク関連が軒並み下落しているほか、サンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連も売られている。レノボは4.3%高と大幅反発、豪マッコーリーと台湾Fubonによる投資判断引き上げが好感されている。

韓国市場で大韓航空が1.0%安、アシアナ航空は2.7%下落している。大韓航空がライバルのアシアナ航空を1.8兆ウォンで買収しようと計画していることに対し、欧州委員会が買収によってEUと韓国の間の旅客輸送サービスにおける潜在的な競争が失われる可能性があると警告。ベステアー上級副委員長がEU企業結合規制に基づき調査を開始すると発表した。

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