アジア株 香港株は上値重い、中国当局がショート動画の監視強化を検討との報道 ビリビリや快手科技が下落 東京時間14:06現在 香港ハンセン指数 19957.11(+13.60 +0.07%) 中国上海総合指数 3260.40(+2.37 +0.07%) 台湾加権指数 15503.79(休場) 韓国総合株価指数 2420.69(+18.05 +0.75%) 豪ASX200指数 7256.40(+31.59 +0.44%) インドSENSEX30種 59254.95(-33.40 -0.06%) アジア株はまちまち。 香港株は前営業日比変わらず。前日に約8週間ぶりに2万ポイントの大台を割り込んだことから値ごろ感で買い戻されているものの、上値は重い。米金融引き締め長期化懸念や中国と欧米の対立激化が懸念されている。また、中国当局がショート動画の監視強化を検討しているとの報道も懸念されている。 中国政府はここ数年間、過度のゲームは有害だとしてゲーム業界などに対する規制を強化してきた。その時はテンセントホールディングスやネットイースなどの業績が悪化するなど影響が出ていた。今回のショート動画規制は主に「TikTok」で知られるバイトダンスが影響を受ける可能性が高い。バイトダンスは世界でも最も価値のある新興企業の1つとされており、インフルエンサーを採用したマーケティング拡大など経済全体に大きな影響を与えている。 同報道を受けビリビリや快手科技など動画共有サイト関連銘柄が下落している。また、アリババやJDドットコムなどのネット関連の一角も売られている。オンラインゲーム大手のネットイースは1.1%安。
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