続伸、中国の需要回復による需給のタイト化を意識=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=80.46(+0.78 +0.98%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.77~0.78ドル高。その他の限月は0.02ドル安~0.74ドル高。

 中国の需要回復を背景に供給過剰だった需給がタイト化しつつあり、世界的に積み上がった石油在庫が取り崩されていくとみられていることが引き続き相場を押し上げた。中国の国会にあたる全国人民代表大会(全人代)で成長目標が5%前後に引き下げられたことは重しだが、同国の経済は再開しており、石油消費は盛り返している。

 時間外取引で4月限は78.32ドルまで軟化。ただ、通常取引が始まると買い戻しが優勢となりプラス圏へ浮上すると、終盤にかけては80.63ドルまで上げた。

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