フォード<F>は本日、今年の電気自動車(EV)事業の赤字が30億ドルに膨らむとの見通しを示した。同社は新型モデルや工場に多額の投資を行っており、今年は過去2年分の赤字を合わせた額に匹敵する額になるという。 同社は地域別ではなく、事業別の財務報告への転換を図っているが、EV部門のほか、内燃エンジン部門と商用車部門の業績についてもガイダンスを発表。過去2年間の決算も修正し、昨年のEV部門のEBITは21日線億ドルの赤字、2021年は9億ドルの赤字だったとした。また、今年の通期EBITの見通しは90-110億ドルの黒字予想を据え置いた。 ファーリーCEOは同社をEV部門「フォード・モデルe」、内燃エンジン部門「フォード・ブルー」、商用部門「フォード・プロ」の3部門に分割する抜本的な再編を目指し、EV市場の3分の2を占めるテスラ<TSLA>を追撃し、最後は追い抜こうとしている。 同社は26年末までにEVの開発生産に500億ドルを投じる計画で、同年末までに年200万台のEV生産体制を整える目標を掲げている。 ローラーCFOは会見で、今年のEV事業の赤字は前年比で43%増えることになると指摘。第2世代のバッテリー駆動モデルの開発に多額の資金を投じ、それを生産する新たな工場に数十億ドルを投資するためだと説明した。「モデルeの成長に向け、今後も多くの投資が行われる」とも述べた。 ただ、同社株は上昇。 (NY時間09:54) フォード<F> 11.69(+0.21 +1.79%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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