ETF売買動向=27日前引け、日興SPイ1、純パラ信託が新安値

配信元:株探
著者:Kabutan
 27日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比10.7%減の1010億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同11.0%減の869億円だった。

 個別では純パラジウム上場信託(現物国内保管型) <1543> 、上場インデックスファンドS&P インバース <2240> 、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> が新安値。

 そのほか目立った値動きではWisdomTree ニッケル上場投資信託 <1694> が4.96%高、iシェアーズ米国リート ETF <1659> が3.46%高と大幅な上昇。

 一方、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> は3.30%安、NEXT FUNDS上証50連動型 <1309> は3.15%安、NEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.03%安と大幅に下落した。

 日経平均株価が85円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金390億6500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均555億7700万円を大きく下回っており低調。

 その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が103億5600万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が99億4100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が85億9300万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が68億9300万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が57億3900万円の売買代金となった。

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