アジア株はまちまち 今朝発表の指標が弱めに出た中国の売り目立つ 27日のアジア株はまちまち。中国は今朝発表された1-2月の工業企業利益が前年比-22.9%と大きく減少し、市場の警戒感につながった。この結果を受けて中国人民元が対ドルで大きく売られるなど、中国売りが進んだ。香港ハンセン、台湾加権、韓国総合などもマイナス圏。豪ASXやNZ50、シンガポールSTなどはしっかり。 東京時間14:02現在 香港ハンセン指数 19752.61(-163.07 -0.82%) 中国上海総合指数 3231.28(-34.38 -1.05%) 台湾加権指数 15856.14(-58.56 -0.37%) 韓国総合株価指数 2409.39(-5.57 -0.23%) 豪ASX200指数 6962.20(+6.96 +0.10%) インドSENSEX30種 57846.39(+319.29 +0.56%) シンガポールST指数 3244.49(+31.85 +0.99%) クアラルンプール 総合指数 1400.95(+1.25 +0.09%) NZSX 浮動株50 トータルリターン 11612.86(+32.04 +0.28%) 香港ハンセン指数は一時の前日比400ポイント以上の大幅安から反発し、前日比プラス圏まで一時浮上した。その後少し調整が入ってマイナス圏での推移。米金融機関が目標株価を引き下げた影響で朝から売りが出ている美団は午後も軟調。決算の弱かったスマートフォンメーカーのシャオミなども朝から売られている。その他、アルミ製品のチャイナ・ホンチャオ、石炭エネルギーのシェンファエナジーなどが軟調。中国本土株で構成されるH株指数の下げも目立っている。・ 10時半に発表された1-2月の工業企業利益の弱さから売りが目立つ中国本土株指数は軟調。上海総合は1%を超える下げとなった。比較的幅広い銘柄が売られているが、エネルギーとコミュニケーション関連の売りが特に目立た。電話会社チャイナテレコム、石油会社シノペック、ペトロチャイナ、石炭エネルギーのシェンファエナジーなどが軟調。 MINKABUPRESS 山岡和雅
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