オキシデンタルが続伸　バフェット氏が買い増したほかアナリストが投資判断を引き上げ＝米国株個別

　石油・ガスのオキシデンタル・ペトロリアム＜OXY＞が続伸。筆頭株主のバフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ＜BRK.B＞が同社株を買い増した。また、アナリストが投資判断を「買い」に引き上げている。

　バークシャーは米証券取引委員会（ＳＥＣ）への提出書類で３７０万株を購入したと発表。また、アナリストは「同社は優れたエクスポージャーとカタリストに富むプロファイルで際立っている」と指摘した。「生産性向上と魅力的な埋蔵量から引き続き恩恵を受ける弾力性のある資産を保有している」という。

　同アナリストはまた、「バークシャーの買い支えによる恩恵は、同社がより大きなフリーキャッシュフロー（ＦＣＦ）を創出し、株主への還元が進むにつれて継続する可能性が高い」とも指摘した。

　長期的には二酸化炭素（ＣＯ２）の経済性活用で同社は、特徴的な立場にあるロー・カーボン・ベンチャーズ社の恩恵を受ける可能性があるとも指摘。同社は炭素回収・貯留・利用のポジションは助成金や融資制度を利用すれば、ＦＣＦを高めることができる独自の税制優遇措置があるという。

（NY時間10:46）
オキシデンタル＜OXY＞　61.28（+1.63　+2.73%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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