豪州2月の消費者物価指数の伸び大幅鈍化、豪利上げ停止観測高まるも織り込み済みか

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
豪州2月の消費者物価指数の伸び大幅鈍化、豪利上げ停止観測高まるも織り込み済みか

豪州2月の消費者物価指数(月次ベース)は+6.8%と前回の+7.4%から大きく伸びが鈍化、昨年末につけたピーク+8.4%から2カ月連続で低下した。

豪中銀は3月会合で月次CPIはピークに達したことが示唆されていると指摘、国内の物価上昇は今後数カ月で緩和されるとの見通しを示した。利上げ停止の可能性について言及しており、CPI伸び鈍化を受け来週の会合で利上げ休止観測が一段と高まってきた。ただ、利上げ停止はすでに織り込み済み。そのため豪ドルへの影響は一時的の可能性も。

ロウ豪中銀総裁は今月初め、次回会合までに月次の消費者物価指数と小売売上高、ビジネス調査などの結果を見て金融政策を決定するだろうと語っていた。

消費者物価指数(月次)(2月)09:30
結果 6.8%
予想 7.1% 前回 7.4%(前年比)

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