大幅続伸、主要産油国が自主減産を発表=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=80.42(+4.75 +6.28%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は4.64~4.75ドル高。その他の限月は0.11ドル安~4.43ドル高。

 サウジアラビア、イラク、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーン、ガボンが5月から年末まで日量115万7000バレルを自主的に減産すると発表した。ロシアも現在の日量50万バレルの自主減産を年末まで継続する。石油輸出国機構(OPEC)プラスの日量200万バレルの生産目標の引き下げと合わせると、合計で日量366万バレル規模の減産が5月から始まることから、供給逼迫懸念が強まった。

 時間外取引で5月限は81.69ドルまで急伸した後、79.00ドルまで上げ幅をやや削った。ただ、通常取引に向けて買いが盛り返し、節目の80ドルを上回って引けた。


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