小反落、自主減産発表による買い一巡後は動意鈍い=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=80.61(-0.10 -0.12%)

 ニューヨーク原油の期近は小反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は0.10~0.09ドル安。その他の限月は0.07ドル安~0.18ドル高。

 サウジアラビアなど主要産油国が自主減産を発表したことによる買いが一巡した後は動意の乏しい。米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油や石油製品の在庫が減少したものの、反応は限定的だった。弱かった米ADP雇用者数や米ISM非製造業景気指数もほとんど手がかりとならず。

 時間外取引で5月限は81.24ドルまで強含んだが上値は重く、通常取引開始を控えてマイナス圏を中心に推移した。通常取引が始まると79.72ドルまで軟化。ただ、売りは続かず、安値から切り返して引けた。

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