このあと３月の米新築住宅販売件数　４カ月ぶりの減少が見込まれる

　このあと日本時間２３時に３月の米新築住宅販売件数が発表。予想は年率換算で６３．５万件と４カ月ぶりの減少が見込まれている。前回２月分は予想外の増加を示していたが、今回は反動が出ると予想されているようだ。住宅ローン金利の上昇や、頭金の支払いを難しくする貯蓄率の低下などが引き続き、販売を圧迫すると見られている。

　中古住宅が品薄で価格も上昇する中、新築を選択する購入者も増えているが、今回は３月に発生した銀行危機も購入者のセンチメントに影響している可能性もありそうだ。

　既に発表になっている関連指標の３月の米住宅建設許可件数が大幅に減少していたことも今回の予想に反映していそうだ。

米新築住宅販売件数（3月）23:00
予想　63.5万件　前回　64.0万件

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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