AMD<AMD>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想範囲内となった。ゲーム用チップは好調だったものの、データセンターは予想を下回った。ガイダンスも公表し、第2四半期の売上高見通しは予想を下回っている。深刻なPC市場の減速からの立ち直りに苦慮していることが示された。 同社のもう1つの課題は、大手クラウドプロバイダーが人工知能(AI)のワークロード用機器の購入に力を入れているが、同社はこの分野ではまだ、存在感を示し始めたばかり。 同社はライバルのインテル<INTC>と同様に、年後半に良い時期が訪れると見ている。フーCFOは声明で「PCとサーバー市場が力を取り戻し、当社の新製品が立ち上がるにつれて、年後半の成長に自信を持ち続けている」と述べた。 同社株は時間外で4%下落。 (1-3月・第1四半期) ・1株利益(調整後):0.60ドル(予想:0.57ドル) ・売上高:53.5億ドル(予想:53.1億ドル) データセンター:13.0億ドル(予想:14.6億ドル) ゲーミング:17.6億ドル(予想:15.3億ドル) クライアント:7.39億ドル(予想:9.08億ドル) エンベデッド:15.6億ドル(予想:14.2億ドル) ・粗利益率(調整後):50.0%(予想:50.1%) ・営業利益率(調整後):21.0%(予想:19.5%) ・FCF:3.28億ドル(予想:12.6億ドル) (4-6月・第2四半期見通し) ・売上高:50~56億ドル(予想:55.1億ドル) ・粗利益率(調整後):約50.0%(予想:50.4%) (NY時間16:59)時間外 AMD<AMD> 86.00(-3.69 -4.11%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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