米株価指数先物(6月限)(NY時間08:57) ダウ先物 33391(+195.00 +0.58%) S&P500 4104.75(+29.00 +0.71%) ナスダック100先物 13114.75(+71.00 +0.54%) 米株価指数先物市場でダウ先物は195ドル高。アップル<AAPL>が底堅い決算を発表したことや、今週急落していた米地銀株が買い戻されていることが市場全体をサポートしている。 アップルは1-3月期決算(第2四半期)の1株利益、売上高がともに予想を上回った。アイフォーンの売上高が予想を上回った。同社は最大900億ドルまで自社株買いを増額したほか、四半期配当を1株0.24ドルに増配している。 一方、米地銀株の買い戻しについては、前日引け後に米連邦預金保険公社(FDIC)が、大手銀の預金保険基金負担は増額するものの、中小金融機関は免除とも伝わっていたが、特段の材料はない。市場からは、「空売りの残高がかなり積み上がっており、限界点に接近している。ショートカバーが出易い状況にある」との指摘も出ていた。 決算については、S&P500企業の85%近くが発表を終えており、そのうち79%の企業が予想を上回る利益を計上している。高い数字ではあるが、事前に予想が下方修正されていたことが最大の要因との見方が多く、ポジティブな評価はないようだ。 なお、先ほど米雇用統計が発表され、マクロ環境の逆風にもかかわらず、力強さが維持されていることが示された。米株式先物市場も発表直後は売りの反応が見られたものの、直ぐに買い戻されている。 (NY時間09:07) 時間外 パックウェスト<PACW> 4.20(+1.03 +32.49%) ウェスタン・アライアンス<WAL> 23.21(+5.01 +27.53%) ファースト・ホライズン<FHN> 10.69(+0.63 +6.26%) アップル<AAPL> 170.07(+4.28 +2.58%) マイクロソフト<MSFT> 305.94(+0.53 +0.17%) アマゾン・ドット・コム<AMZN> 104.74(+0.74 +0.71%) アルファベット<GOOG> 105.48(+0.27 +0.26%) テスラ<TSLA> 163.69(+2.49 +1.54%) メタ・プラットフォームズ<META> 234.25(+0.73 +0.31%) AMD<AMD> 84.72(-1.89 -2.18%) エヌビディア<NVDA> 277.92(+2.30 +0.83%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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