ベットやマットレスなどの寝具を手掛けるパープル・イノベーション<PRPL>が大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、粗利益率も予想を大きく上回った。ガイダンスも公表しており、通期の売上高見通しが予想を上回った。 声明では「売上高が減少したにもかかわらず、粗利益率を増加させることができたことを心強く思っている。これは弊社がコスト構造の適正化とサプライチェーンおよび製造プロセスの効率化に取り組んできたこ結果だ」と述べた。なお、第2四半期については、引き続き売上高は軟調な展開を予想しており、前年並みを見込んでいる。 アナリストは、「業績は若干改善したが、株価の主な変動要因は、新しく生まれ変わった製品ラインの発売とそれに伴う広告キャンペーンだ」と指摘。これはブランドを活性化させるために重要なことだという。一方、新ラインの初期の兆候はポジティブだが、現時点で成功の度合いを判断するのは困難とも述べている。同アナリストはまた、今年度のEBITDA予想を従来の1450万ドルから1510万ドルへ上方修正したほか、来年度についても、従来の3160万ドルから3220万ドルに上方修正した。 (1-3月・第1四半期) ・1株損益(調整後):-0.12ドル(予想:-0.13ドル) ・売上高:1.09億ドル(予想:1.05億ドル) ・粗利益率(調整後):39.5%(予想:35.1%) ・EBITDA(調整後):-443万ドル(予想:-986万ドル) (通期見通し) ・売上高:5.90~6.15億ドル(予想:5.83億ドル) ・EBITDA(調整後):1300~1700万ドル(予想:999万ドル) (NY時間10:30) パープル・イノベーション<PRPL> 3.16(+0.66 +26.40%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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