アジア株 総じて下落、上海株は続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:00現在
香港ハンセン指数   19627.24(-116.55 -0.59%)
中国上海総合指数  3272.36(-37.19 -1.12%)
台湾加権指数     15502.36(-12.28 -0.08%)
韓国総合株価指数  2475.42(-15.58 -0.63%)
豪ASX200指数    7256.65(+4.73 +0.07%)
インドSENSEX30種  62063.81(+159.29 +0.26%)

 12日のアジア株は総じて下落。上海株は続落。前日発表の中国の消費者物価指数や生産者物価指数が低調な結果となるなど、景気の先行き不透明感などから売り優勢の展開となった。香港株は上海株の下げを受けて売りに押された。
   
 上海総合指数は続落。1%超の下げとなった。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、酒造会社の貴州茅臺酒、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続落。オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、電子商取引のJDドットコムが買われる一方で、アルミニウム製品メーカーの中国宏橋集団(チャイナ・ホンチャオ・グループ)、通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反発。前日終値を挟んで小動きに終始した。医薬品メーカーのCSL、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、保険会社のQBEインシュアランス・グループが売られた。

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