アジア株 上海株は0.7%安、中国の景気回復に悲観的な見方 あすは中国5月製造業PMIの発表 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 18398.97(-152.14 -0.82%) 中国上海総合指数 3198.58(-22.87 -0.71%) 台湾加権指数 16610.45(-25.85 -0.16%) 韓国総合株価指数 2583.74(+24.93 +0.97%) 豪ASX200指数 7215.20(-2.17 -0.03%) インドSENSEX30種 63010.37(+163.99 +0.26%) アジア株は軒並み下落、上海株安が嫌気されている。 上海株は0.71%安。特に目立った売り材料はないが、あすの製造業PMI発表を前に神経質になっている。5月の製造業PMIは前回からやや上昇することが予想されているが、非製造業PMIは低下が予想されている。 4月の中国統計が総じて「期待外れ」な結果となったことで5月も弱いのではないかとマーケットは悲観的になっているもよう。週末に発表された中国4月の工業企業利益は年初来20.60%減となり、4月単体でも前年同月比で18.2%減少した。 また、米中関係悪化や米引き締め長期化が懸念されているほか、中国国内でのコロナ感染再拡大への警戒感も広がっている。 香港株は5営業日続落、昨年11月以来の安値をつけている。中国の景気回復に対し悲観的になっている。不動産や医療品、ハイテク、銀行、保険など幅広い銘柄が下落している。 韓国株は堅調、約1年ぶり高値をつけている。SKハイニックスとサムスン電子の株価目標引き上げが材料視されており、ハイテク関連が総じて上昇している。
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