半導体のブロードコム<AVGO>が引け後に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第2四半期の売上高見通しも予想を上回っている。 人工知能(AI)向けの需要が貢献しているが、パンデミック後の幅広い減速を相殺するには不十分だと述べた。売上高の伸びもここ数年で最も鈍かった。 一方、今回の予測はAIの熱狂から利益を得ているチップメーカーはエヌビディア<NVDA>だけではないことも示唆した。顧客企業はAIサービスの需要に対応するために容量の追加を競っている。しかし、同社は業界全体のIT需要の低迷とまだ闘っており、近年のパンデミックによる急増以来、売上高の伸びは急減している。 タンCEOは声明で、「第3四半期の見通しには、大規模なAIネットワークへの慎重な立ち上げをサポートするためのネットワーキングにおけるリーダーシップの継続を反映させている」と述べた。 株価は時間外で上昇。 (2-4月・第2四半期) ・1株利益(調整後):10.32ドル(予想:10.15ドル) ・売上高:87.3億ドル(予想:87.2億ドル) 半導体:68.1億ドル(予想:67.2億ドル) インフラソフトウエア:19.3億ドル(予想:19.2億ドル) ・営業利益(調整後):54.1億ドル(予想:53.7億ドル) ・EBITDA(調整後):56.9億ドル(予想:56.2億ドル) (5-7月・第3四半期) ・売上高:88.5億ドル(予想:87.6億ドル) (NY時間17:17)時間外 ブロードコム<AVGO> 812.00(+22.05 +2.79%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。