システム開発のサムサ―ラ<IOT>が大幅高。同社はコネクテッドオペレーションクラウドにより、企業のDX化を支援する。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益は赤字だったものの予想ほどは膨らまなかった。 ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを上方修正したほか、第2四半期の売上高見通しが予想を上回った。他のIT企業の成長が著しく減速している環境下において、印象的な決算となった。 アナリストからは、「ポジティブな決算だった。一貫して力強い実行力と非常に強い生産性に感銘を受けている。同社は、顧客企業の開発予算よりも運用予算に着目し、人員ではなく資産に基づく価格設定によって利益を得ており、これらはすべて成長の耐久性を高めることにつながっている」との指摘が出ている。 (2-4月・第1四半期) ・1株損益(調整後):-0.02ドル(予想:-0.05ドル) ・売上高:2.04億ドル(予想:1.91億ドル) ・粗利益率(調整後):73%(予想:72.3%) (5-7月・第2四半期見通し) ・1株損益(調整後):-0.02~-0.03ドル(予想:-0.03ドル) ・売上高:2.06~2.08億ドル(予想:2.00億ドル) ・営業利益率(調整後):-9% (通期見通し) ・1株損益(調整後):-0.02~0ドル(従来:-0.05~-0.07ドル)(予想:-0.07ドル) ・売上高:8.66~8.74億ドル(従来:8.38~8.48億ドル)(予想:8.44億ドル) ・営業利益率(調整後):-5%(予想:-7%) (NY時間10:24) サムサーラ<IOT> 24.00(+4.99 +26.25%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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