アジア株 上海株は小動き、経済停滞懸念も下値では支援策期待 来週のMLF金利1年物は一部で引き下げ予想

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 上海株は小動き、経済停滞懸念も下値では支援策期待 来週のMLF金利1年物は一部で引き下げ予想

東京時間11:05現在
香港ハンセン指数   19332.83(+33.65 +0.17%)
中国上海総合指数  3215.09(+1.50 +0.05%)
台湾加権指数     16867.24(+133.55 +0.80%)
韓国総合株価指数  2633.13(+22.28 +0.85%)
豪ASX200指数    7119.10(+19.44 +0.27%)

アジア株は軒並み上昇。
ナスダック高を好感して韓国と台湾市場ではサムスン電子やTSMCなどハイテク関連が総じて上昇している。
香港市場では医療品や消費者サービス関連の一角が上昇。碧桂園控股や中国海外発展など不動産株は下落している。

上海株は前営業日終値付近で推移。中国5月の生産者物価指数は-4.6%と8カ月連続で低下、2016年2月以来の大きな落ち込みとなった。中国経済停滞が懸念されるものの、一方で、景気を下支えするため当局が支援策を打ち出すとの見方が広がっている。早ければ今月にもローンプライムレートの引き下げの可能性があると中国紙は報じている。来週は中期貸出制度(MLF)の1年物金利が公表される。一部では2.75%から2.65%へと、10カ月ぶりの金利引き下げが予想されている。

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