日本時間の21時半に発表された5月の米消費者物価指数(CPI)の伸びは総合指数で2021年3月以来の低水準となった。総合指数は前月比で0.1%の上昇に留まり、前年比でも4.0%上昇に鈍化した。 一方、食品とエネルギー価格を除いたコア指数は前月比0.4%の上昇、前年比5.3%の上昇となり、物価上昇圧力がやや緩和されたとはいえ、依然として高水準を示している。 詳細ではエネルギー価格が3.6%の下落し、CPI上昇を抑制したほか、食品価格は僅か0.2%の上昇に留まった。しかし、総合指数の上昇に最も貢献したのは住居費の0.6%の上昇。住宅関連費用は指数のウェートの約3分の1を占める。その他、中古車価格は4.4%増、輸送サービスは0.8%増となった。 なお、FRBが注目している住居費を除くサービスインフレ、いわゆるスーパーコアは計算値で前月比0.2%の上昇となった。前回の0.1%からは伸びが拡大しているものの、全体的には落ち着きを示している。 米消費者物価指数(5月)21:30 結果 0.1% 予想 0.3% 前回 0.4%(前月比) 結果 4.0% 予想 4.2% 前回 4.9%(前年比) 結果 0.4% 予想 0.4% 前回 0.4%(コア・前月比) 結果 5.3% 予想 5.2% 前回 5.5%(コア・前年比) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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