交通システムのイテリス<ITI>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、EBITDAが予想を大きく下回ったことが嫌気されている。通期の売上高見通しは予想を若干上回っていた。 同社は声明で「スマートモビリティのインフラの需要環境は、上昇トレンドとインフラ投資法による米連邦政府からの資金提供が既に約束されていることから、引き続き良好だと確信している。政府と議会が新たな債務上限目標をどのように実施するかを交渉する中で、一時的に顧客の混乱が生じる可能性はあるものの、弊社のプラットフォームに対する需要は堅調で、5年間の年平均成長率(CAGR)はビジョン2027に示した目標と一致する約14%になると予想している」と述べた。 (1-3月・第4四半期) ・1株利益(調整後):-0.02ドル(予想:0.08ドル) ・売上高:4240万ドル(予想:4050万ドル) ・EBITDA(調整後):141万ドル(予想:368万ドル) (通期見通し) ・売上高:1.68~1.75億ドル(予想:1.70億ドル) ・EBITDA比率(調整後):7~9% ・FCF:1200~1600万ドル 【企業概要】 スマートモビリティインフラ管理ソリューションを提供する。交通交差点管理・通信システム・道路交通データ収集用途向けの検出センサー・システムを提供する。交通工学及びコンサルティングサービスや、パフォーマンス測定・交通分析・旅行者情報・商用車運行ソフトウェアソリューションも手掛ける。 (NY時間10:05) イテリス<ITI> 4.35(-0.34 -7.25%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。