反発、米原油在庫の減少を好感=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=69.56(+1.86 +2.75%)

 ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は1.83~1.86ドル高。その他の限月は0.02~1.78ドル高。

 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫が減少したことが買い手がかりとなった。製油所稼働率は3週連続で低下し92.2%となり、原油投入量は減少している一方、原油輸出量が日量533万8000バレルと過去最高水準に迫ったことが取り崩しにつながった。ガソリン需要の4週間移動平均が927万3000バレルまで拡大し今年の最高水準を塗り替えたことや、ジェット燃料需要の4週間移動平均が日量170万3000バレルまで増加し昨年の最高水準に並んだことも支援要因。

 時間外取引から通常取引序盤にかけて8月限は売り買いが交錯。前日終値水準でもみ合った。ただ、その後は買いが強まり69.73ドルまで上げた。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。