今週結果が公表されたFRBのストレステストは、米銀のシステミック・リスク管理のプロファイルにポジティブな結果となった。FRBによる今年のストレステストに参加した23行の米大手銀はすべて、FRBが設定した世界的不況の仮定を克服し、5400億ドル以上の損失と商業用不動産価格の40%下落を克服するのに十分な資本を有していると判断されている。 ダウ・ジョーンズが発表しているサステナビリティ・スコアによると、システミック・リスク管理に関する情報開示に基づく米銀の上位5行は、モルガン・スタンレー<MS>、JPモルガン<JPM>、ゴールドマン<GS>、コメリカ<CMA>、ESSAバンコープ<ESSA>となっている。 なお、シティグループ<C>、ウェルズ・ファーゴ<WFC>、バンカメ<BAC>を含む他の大手銀の開示スコアは米国の銀行285行の業界平均を上回っているという。 (NY時間11:15) JPモルガン<JPM> 144.79(+1.36 +0.95%) シティグループ<C> 46.24(-0.06 -0.12%) バンカメ<BAC> 28.76(+0.10 +0.35%) ウェルズ・ファーゴ<WFC> 42.74(+0.29 +0.67%) ゴールドマン<GS> 324.11(+1.02 +0.32%) モルガン・スタンレー<MS> 85.87(+0.63 +0.74%) コメリカ<CMA> 42.62(-0.23 -0.54%) ESSAバンコープ<ESSA> 15.00(+0.05 +0.34%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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