アジア株 上海株は1.29%高、米中関係修復期待、イエレン米財務長官が6日から中国訪問

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 上海株は1.29%高、米中関係修復期待、イエレン米財務長官が6日から中国訪問

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   19236.60(+320.17 +1.69%)
中国上海総合指数  3243.24(+41.18 +1.29%)
台湾加権指数     17083.58(+168.04 +0.99%)
韓国総合株価指数  2600.73(+36.45 +1.42%)
豪ASX200指数    7241.40(+38.10 +0.53%)
インドSENSEX30種  65209.90(+491.34 +0.76%)

アジア株は総じて上昇、前週末の米株高を好感した買いが続いている。また、米中関係修復期待の買いも見られる。

米財務省はイエレン米財務長官が6日から9日まで中国を訪問すると発表した。中国政府高官と世界的な課題や共通の懸念分野につて協議するもよう。習近平国家主席との会談は「想定していない」ものの、米中関係修復に一歩前進とマーケットは見ており、素直に買いで反応している。

香港株は1.69%高、先月21日以来の高値をつけている。金鉱株やハイテク、消費者サービス、自動車、不動産など幅広い銘柄が買われている。
ギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連も堅調、マカオの6月のカジノ収入は前年比で513%も増加した。

上海株は先月20日以来の高値をつけている。エネルギーや生活必需品、資本財、金融、消費者サービス関連が総じて上昇している。

豪州株は上昇も上値は重い、あすの豪中銀理事会を前に積極的な売買は手控えられているもよう。
きょう発表されたメルボルン研究所インフレ指数は前月比+0.1%と前回の+0.9%から伸びが鈍化、昨年8月以来の低水準を記録した。

豪州5月の消費者物価指数が昨年4月以来、およそ1年ぶりに5.0%台にまで低下したことなどを受け、あすの豪中銀は据え置きとの見方が優勢。ただ、コアインフレは依然として高止まりしていることから追加利上げを予想する声も聞かれる。ゴールドマンサックスやウェストパック銀行は4.35%への利上げを予想している。

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