今週は金曜日の米雇用統計が最大イベントになりそうだが、その前に独立記念日明けの5日に6月分のFOMC議事録が公表される。コアインフレが想定以上に高水準で粘着していることから、追加利上げを支持する見解がFOMC委員の大半から示されたものと思われる。先日のパウエルFRB議長の議会証言からもその可能性が高い。 一方、これまでの累計5.00%ポイントの利上げの影響がいつ本格化するのか依然として不透明なことから、妥協案として、金利見通し(ドットプロット)はあと2回の利上げを示唆するが、6月は据え置きを選択したことも予想される。 ただ、市場はドットプロットで示されたあと2回の利上げの可能性は小さいと見ており、今月22-23日のFOMCでの利上げが最後になるとの見方を有力視している。ただ、それ以降は少なくとも年内は高水準を維持することが予想される。パウエル議長も利下げは視野に入れていないと明言しており、ドット・プロットが予想する5.50-5.75%よりもターミナルレート(最終到達点)が低くなったとしても、FRBは市場が想定する以上に長い期間、高金利を維持する可能性が高い。 一部からは、市場は2023年の利下げの可能性を織り込む動きが出ているが、FRBが高金利を長期間維持する可能性は市場の予想よりも高い。インフレリスクが依然として上昇に偏っており、7月FOMCに向けてのFRBのコミュニケーションは引き続きタカ派寄りになると予想されるとの見方も出ている。
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