アジア株 香港株は続伸、米インフレ鈍化期待 上海株は小幅安、マーケットは「大規模」な支援策求める

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 香港株は続伸、米インフレ鈍化期待 上海株は小幅安、マーケットは「大規模」な支援策求める

東京時間11:01現在
香港ハンセン指数   18840.41(+180.58 +0.97%)
中国上海総合指数  3219.55(-1.82 -0.06%)
台湾加権指数     16916.89(+17.98 +0.11%)
韓国総合株価指数  2561.14(-1.35 -0.05%)
豪ASX200指数    7138.00(+29.15 +0.41%)

アジア株はまちまち、材料難で方向感に欠ける。

香港株は続伸、米インフレ鈍化期待が高まっている。今夜の米消費者物価指数はコア指数が前年比5.0%程度の予想で、2021年11月以来の低水準となる見通し。香港は米ドルとのペッグ制を採用しているため、金融政策を米国に連動させている。FRBが利上げを近く終了させるのであれば、香港当局も基準金利引き上げを同じように終了させる。

レノボや美団、アリババ、テンセントホールディングスなどハイテク関連が軒並み上昇している。一方、龍湖集団や中国海外発展、碧桂園控股など不動産株は下落。不動産支援拡大報道を受け上昇していたことから利益確定の売りに押されているもよう。

上海株は変わらず、景気支援策期待の買いが支え。ただ、マーケットは「大規模」な支援策を求めている。

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