このあと日本時間23時にカナダ中銀が政策委員会の結果を発表する。市場では据え置きを予想する声も一部にはあるものの、今回は0.25%ポイントの利上げが有力視されている。先日発表のカナダの雇用統計が強い内容となったことで、市場は利上げを有力視しているようだ。その場合、政策金利は5.00%まで上昇し、過去22年間で最高水準に引き上げることになる。 ただ、市場はむしろ、今回でカナダ中銀が利上げ終了を示唆するかどうかに注目している。今回で最後と見ている向きは多いが、今回は少なくとも利上げ終了の可能性に言及することはないと見られているようだ。カナダ中銀は、経済が金利上昇をどう吸収しているかを見極めながら、追加利上げは選択肢に残して置くと見ているようだ。 カナダ中銀は1月に利上げ打ち止めを一旦示唆したが、その後に住宅市場が急回復するなど弊害も出ていた。多くが利上げが終わったと考え、消費者心理を刺激。市場も年内利下げの可能性を織り込み始めていた。今回のカナダ中銀は、その轍は踏みたくないと考えているものと見られている。 USD/CAD 1.3226 CAD/JPY 105.34 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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