アジア株 香港株は0.2%安、モルスタ中国株投資判断引き下げを懸念も下値は限定的 財新非製造業PMIが予想外に上昇 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 19476.73(-40.65 -0.21%) 中国上海総合指数 3255.89(-5.81 -0.18%) 台湾加権指数 16893.73(休場) 韓国総合株価指数 2602.42(-14.05 -0.54%) 豪ASX200指数 7300.10(-54.50 -0.74%) インドSENSEX30種 65601.06(-181.72 -0.28%) アジア株は総じて下落。 米モルガンスタンレーが不動産低迷や失業率の高さ、米国との関係悪化などを理由に、中国株を「オーバーウェイト」から「イコールウェート」に格下げした。モルスタは投資家に対し、ここ数日の景気支援策を受けて上昇していた中国株を利益確定するべきだと勧めている。また、中国の経済活性化には課題が多く残っており、最近の支援策だけでは株価上昇を維持するには不十分だと指摘している。 そのほか、台湾株と豪州株の投資判断も引き下げた。 ただ、きょう発表された財新の中国7月の非製造業PMIが予想に反して上昇したことが好感されているほか、きのう大幅下落したことから値ごろ感の買い戻しも見られる。香港株の下値は限定的、一時プラス圏を回復する場面もあった。 香港市場ではサンズチャイナやギャラクシーエンターテイメントなどカジノ関連が上昇。シャオミなどハイテク関連の一角も買い戻されている。一方、不動産やエネルギー関連は軒並み下落している。 豪州株は下げ幅をやや縮小している。豪州第2四半期の小売売上高は-0.5%となり、08年以降で初めて3四半期連続での減少となった。弱い小売売上高を受け豪引き締めサイクル終了期待が一段と高まっている。
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