アラバイブが急落 主要評価項目を達成できず=米国株個別

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 バイオ医薬品のアラバイブ<ARAV>が急落。プラチナ耐性再発卵巣がん(AXLerate-OC)を対象としたバティラクスセプトの安全性と有効性を評価する臨床試験(第3フェーズ)で、主要評価項目である無増悪生存期間を達成できなかったと発表した。母集団全体において両群間に差が見られなかったという。

 第2四半期末の保有現金は1800万ドルで、2023年第4四半期初頭までの運営資金としては十分だとも述べた。同社は引き続きデータを再評価し、バティラクスセプトの開発における次のステップを決定するとしている。

【企業概要】
 がんや繊維症などの疾患の治療薬を開発する臨床段階のバイオ医薬品会社。GAS6-AXLシグナル伝達経路を標的とする高親和性のデコイタンパク質であるbatiraxcept等の製品候補を有し、卵巣がんや膵臓腺がんを対象とした治療薬として開発を進める。

(NY時間10:33)
アラバイブ<ARAV> 0.41(-0.87 -68.23%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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