アマゾン<AMZN>が引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、同社の稼ぎ頭であるアマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)の売上高も予想を上回った。第3四半期も予想を上回る売上高見通しを示している。 クラウド・コンピューティングに弾みがつきそうだ。一部のアナリストはAWSの成長が1桁台に落ち込むと予想していたが、12%の増収となり、それはまだ起こっていない。 ジャシーCEOは就任以来、その手腕を発揮してきた。数千人の雇用を削減したほか、創業者ベゾス氏の絶好調時代に考案された数十の製品を廃止し、他のいくつかの事業の見直しにも着手した。中核事業であるオンライン小売事業の競争力を維持するため、同社は物流事業に多額の投資を行っており、月曜日には注文を即日顧客に届けることができる施設の数を倍増させることを約束した。 同社は今週初め、プライム会員でない買い物客にも生鮮食品の宅配を提供し、フレッシュ・マーケットとホールフーズ・マーケットをより緊密に統合することで、食料品事業を再始動させていると報じられた。 時間外で株価は7%上昇。 (4-6月・第2四半期) ・1株利益:0.63ドル(予想:0.35ドル) ・売上高:1343.8億ドル(予想:1316.3億ドル) オンラインストア:529.7億ドル(予想:524.5億ドル) 実店舗:50.2億ドル(予想:49.6億ドル) サブスク:98.9億ドル(予想:97.9億ドル) AWS:221.4億ドル(予想:217.1億ドル) ・営業利益:76.8億ドル(予想:47.2億ドル) ・営業利益率:5.7%(予想:3.4%) (7-9月・第3四半期見通し) ・売上高:1380~1430億ドル(予想:1383億ドル) ・営業利益:55~85億ドル(予想:54億ドル) (NY時間16:36)時間外 アマゾン<AMZN> 138.10(+9.89 +7.71%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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