アジア株 香港上海は上昇、中国資金調達支援プログラム拡大を好感 週末を前に上値では利食い売りも 東京時間14:04現在 香港ハンセン指数 19576.56(+155.69 +0.80%) 中国上海総合指数 3295.91(+15.45 +0.47%) 台湾加権指数 16846.06(-47.67 -0.28%) 韓国総合株価指数 2606.26(+0.87 +0.03%) 豪ASX200指数 7294.40(-17.29 -0.24%) インドSENSEX30種 65589.44(+348.76 +0.53%) アジア株はまちまち。 香港株は0.80%高。資金調達支援プログラム拡大が好感されており、龍湖集団や華潤置地など不動産を中心に幅広い銘柄が上昇している。ただ、週末や今夜の米雇用統計を前に上値では利益確定の売りも出ている。 中国人民銀行総裁は木曜日に龍湖集団、旭輝控股、美的置業含の不動産開発業者含む民間企業8社の幹部と会談し、民間企業への資金調達支援プログラムを拡大すると発表した。 豪州株は0.24%安。 きょう公表された豪中銀四半期金融政策報告でインフレ率が中銀目標の範囲内に戻るのは2025年末になるとの見通しが示され、金利が長期にわたり高止まりする可能性が示唆された。また、豪中銀はインフレは長期にわたって高止まりし、中期的なインフレ期待が上昇する可能性があると指摘しており、金融引き締めサイクル終了期待がやや後退している。 中国商務省は4日、豪州産大麦に対する関税を今月5日に撤廃すると発表したが豪州市場への影響は限定的。当時、モリソン豪政権は中国に対し新型コロナの発生源に関する国際調査を強く求めたことで豪州と中国の関係が悪化、中国当局は豪州の大麦に対し関税を発動した。ただ、その後、アルバニージー豪政権発足して以降は豪州と中国の関係は改善している。
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