植物性代替肉を手掛けるビヨンド・ミート<BYND>が引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が予想を下回った一方、1株損益およびEBITDAの赤字は予想以上に膨らんだ。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを下方修正している。 また、下半期にキャッシュ・フローを黒字化するという目標を達成する見込みがないとも発表した。同社は声明で「消費者やカテゴリーに予想以上の逆風が吹いており、下半期のキャッシュフロー黒字化という目標は現時点で、予定された期間内に達成される可能性は低い」と述べた。引き続きコスト削減に注力しており、今年一杯は現金消費の大幅な削減を見込んでいるとも語った。 同社は、資金が減少する中、従業員を解雇し、運営コストを削減することでコストを削減してきた。米国では、値引き額を拡大し、整理に回される商品が減少したにもかかわらず、小売業と外食産業の両方で売上げが減少した。同社は外食産業の売上減少について、全体的な需要の低迷を理由に挙げている。 海外売上げは引き続き好調で、外食産業の販売量は欧州のファストフード顧客が寄与し、19%増加した。 時間外で株価は8%の下落。 (4-6月・第2四半期) ・1株損益(調整後):-0.83ドル(予想:-0.84ドル) ・売上高:1.02億ドル(予想:1.08億ドル) 米国:6130万ドル(予想:6980万ドル) 海外:4090万ドル(予想:3650万ドル) ・粗利益率(調整後):6.7%(予想:3.4%) ・EBITDA(調整後):-4080万ドル(予想:-4220万ドル) ・販売量:2290万ポンド(予想:2410万ポンド) ・研究開発費:877万ドル(予想;1180万ドル) (通期見通し) ・売上高:3.60~3.80億ドル(従来:3.75~4.15億ドル)(予想:3.88億ドル) (NY時間17:04)時間外 ビヨンド・ミート<BYND> 14.03(-1.25 -8.18%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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