アジア株 香港株は1.0%安 中国不動産デフォルト懸念が重石、碧桂園控股は6日続落 東京時間14:00現在 香港ハンセン指数 19051.62(-194.41 -1.01%) 中国上海総合指数 3235.90(-8.59 -0.26%) 台湾加権指数 16638.69(-232.25 -1.38%) 韓国総合株価指数 2596.47(-8.65 -0.33%) 豪ASX200指数 7347.00(+9.04 +0.12%) インドSENSEX30種 65926.88(-68.93 -0.10%) アジア株は軒並み下落、米中関係悪化が懸念されている。米国による対中投資規制を受け中国側は報復措置を示唆。 また、きのうの中国物価統計を受け中国デフレが不安視されているほか、中国不動産会社の碧桂園控股のデフォルト懸念も高まっている。碧桂園控股は米ドル建て社債の利払いを7日の期限までに実行しなかった。利払いには30日間の猶予があるが、この期間を過ぎるとデフォルトに陥ることになる。 香港株は1.01%安、先月24日以来の安値をつけている。CG SERVICESや龍湖集団、領展房地産投資信託基金、中国海外発展、恒隆地産、華潤置地など不動産株が総じて下落している。碧桂園控股は6営業日続落し昨年11月以来の安値をつけている。 アリババやシャオミ、バイドゥ、JDドットコム、美団などハイテク関連も軒並み下落している。 中国政府がおよそ6年半ぶりに韓国への中国人団体旅行を再開すると発表したことを受け、韓国市場では旅行や観光、百貨店、化粧品、レジャーなど関連株が大幅高となっている。韓国化粧品は29%高、ロッテ観光開発は16%高、カジノ運営会社グランドコリアレジャーは22%高。ジェイジュンコスメティックは20%高。
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