ビジネスのアウトソーシングを手掛けるタスクアス<TASK>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、市場はガイダンスを嫌気しており、通期の売上高見通しを下方修正している。EBITDAマージンについても、見通しを引き下げた。 今回の結果を受けてアナリストからの投資判断と目標株価の引き下げが伝わっている。投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価を16ドルとした。ネガティブなマクロ環境と業界の継続的な圧力を理由に挙げている。「同社はマクロ環境を反映させ、通期の売上高とEBITDAのガイダンスを引き下げた」とも指摘していた。 (4-6月・第2四半期) ・1株利益(調整後):0.32ドル(予想:0.30ドル) ・売上高:2.29億ドル(予想:2.27億ドル) ・EBITDA(調整後):5470万ドル(予想:5190万ドル) (7-9月・第3四半期見通し) ・売上高:2.20~2.22億ドル(予想:2.28億ドル) ・EBITDAマージン(調整後):約22.4%(予想:23.7%) (通期見通し) ・売上高:9.00~9.10億ドル(従来:9.25~9.50億ドル)(予想:9.32億ドル) ・EBITDAマージン(調整後):23%(従来:約23.5%)(予想:23.6%) 【企業概要】 人的資本・プロセスの専門知識・実現可能な技術を生かし、幅広いブランド企業に対してデジタルアウトソースとして業務を代行する。エンドカスタマーの緊急ニーズをサポート、複雑化するコンプライアンスをナビゲート、オンラインコンテンツのモデレーションなどのセンシティブなタスクを扱う。 (NY時間10:52) タスクアス<TASK> 10.43(-1.55 -12.94%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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