【これからの見通し】ドル買い優勢が続くか、今日は目立ったイベントなく株や債券にらみに 先週はドル相場が混とんとした状況のなかから、次第に買い方向へと抜けだす動きがみられた。週明けもその流れを受け継いで取引されている。ドル円は一時145.22近辺まで直近高値を更新。ユーロドルは1.09台前半、ポンドドルは1.26台後半で上値重く推移。 中国不動産大手の碧桂園控股(カントリー・ガーデン)の経営危機をめぐって、香港・上海株が下落している。リスク動向に敏感かつ中国経済との関係の深いオアセニアの通貨、豪ドルやNZドルが売り圧力に押されている。豪ドル/ドルは0.64台後半、NZドル/ドルは0.59台硬軟へと軟化しており、ドル高の流れを主導している。対円でも両通貨は売られている。 この後の海外市場で発表される経済指標は、米英欧加などの指標は予定されていない。インドの貿易収支(7月)や消費者物価指数(7月)が発表される程度だ。夏季休暇シーズンを反映して、主要な金融当局者などの講演・イベント予定もない。 ドル円相場が一時145円台と昨年の政府・日銀の円買い介入水準に達したことで、一部に介入警戒感があるようだ。鈴木財務相などからの為替相場に対するコメントが期待されるが、従前の内容を繰り返すのみの可能性も高く、市場は反応薄となるか。 あすには米小売売上高をはじめとしてNY連銀製造業景気指数、輸入物価、企業在庫など一連の米経済指標がが発表される予定。カナダでは消費者物価指数が発表される予定。それまでは株式や債券などの動向をにらんだ神経質な取引が続きそうだ。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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