15日前引けの日経平均株価は前営業日比255円70銭高の3万2315円61銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は6億5532万株、売買代金概算は1兆6042億円。値上がり銘柄数は1063、対して値下がり銘柄数は698、変わらずは72銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場がハイテク株中心に買い戻される地合いだったことを受け、リスク選好の流れとなった。日経平均は前日に先物主導で400円あまりの大幅下落をみせたことで、目先リバウンド狙いの買いを誘発しやすかった面もある。ハイテク値がさ株へのショートカバーが全体指数を押し上げたが、特に半導体関連株への買いが顕著となった。ただ、3万2000円台半ばでは戻り待ちの売りが上値を押さえ、前場中盤以降は伸び悩む展開を強いられた。前場の売買代金も1兆6000億円台で盛り上がりを欠いている。 個別では断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が買い優勢となったほか、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ソシオネクスト<6526>など売買代金上位の半導体主力株が軒並み高い。ゼンショーホールディングス<7550>も商いを伴い大幅高。三菱商事<8058>、東京電力ホールディングス<9501>なども買われた。エムアップホールディングス<3661>、ビーロット<3452>などが急騰した。半面、ダイキン工業<6367>が冴えず、メルカリ<4385>が売られた。ダブル・スコープ<6619>の下げも目立つ。マーケットエンタープライズ<3135>が急落、エスクリ<2196>も大幅安。 出所:MINKABU PRESS
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