画像や写真のアーカイブを提供するゲッティ・イメージズ<GETY>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株損益が予想外の赤字だったほか、売上高も予想を下回った。通期のガイダンスで売上高とEBITDAの見通しを下方修正したことも嫌気されている。 ライデンCFOは声明で「通期の見通しの下方修正は上半期までの業績、マクロ経済および代理店部門の継続的な圧力、ハリウッドのストライキによる予想される影響、訴訟費用を反映させた」と述べた。 アナリストからは「ガイダンスでは、マクロ環境およびエージェンシーからの継続的な圧力と伴にハリウッドのストライキが下期まで続くことを想定。年末までの継続的な圧力は認識しているが、同社のサブスクリプション収入の増加、売上構成の法人へのシフト、生成AIを巡るビジネスチャンスを考慮し、買いの投資判断は維持する」と述べた。 (4-6月・第2四半期) ・1株損益(調整後):-0.01ドル(予想:+0.04ドル) ・売上高:2.26億ドル(予想:2.36億ドル) ・EBITDA(調整後):6650万ドル(予想:7620万ドル) ・FCF:2790万ドル(予想:2910万ドル) (通期見通し) ・売上高:9.20~9.35億ドル(従来:9.36~9.63億ドル)(予想:9.53億ドル) ・EBITDA(調整後):2.92~3.03億ドル(従来:3.05~3.15億ドル)(予想:3.10億ドル) 【企業概要】 世界で、ビジュアルコンテンツクリエーター向けのソリューションを提供する。多様な画像や写真のアーカイブを保有し、ウェブサイトやAPIを通じて、フォトグラファーやビデオグラファーによるビジュアルコンテンツを発見・購入・共有する場を提供する。 (NY時間10:04) ゲッティ<GETY> 4.23(-0.32 -7.03%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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