【これからの見通し】週末はリスク警戒の動き主導か、主要米経済統計発表はない

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【これからの見通し】週末はリスク警戒の動き主導か、主要米経済統計発表はない

 週末はリスク警戒の動きが相場に広がっている。今週は中国の不動産大手碧桂園(カントリー・ガーデン)の債券利払い停止がデフォルト懸念を広げている。ここにきて2年前に危機が発生した中国恒大がNYで連邦破産法15条の適用を申請している。中国政府は経済支援策を打ち出すと表明しているが、具体策には乏しいようだ。中国人民銀が各種政策金利の引き下げを実施しており、来週の長期政策金利の引き下げも予想されている。

 有効な財政政策の効果が現れないまま、金融政策での対応を強めることは人民元安を招いている。昨日は中国当局が国有銀行に介入の強化を今週指示と報じられて、人民元安と食い止める強い姿勢が示された。しかし、これは円安に対応する政府の円買い介入を想起させるものがある。市場の中国売りを食い止められるのかどうか、現状ではまだ疑問が残る。

 この後の海外市場では、ユーロ圏消費者物価指数(確報)(7月)、トルコ予想インフレ翌12カ月(8月)、カナダ鉱工業製品価格(7月)などの経済指標が発表される予定。主要な金融当局者などの講演イベントの予定はみられていない。

 主要な米経済指標の発表予定はなく、週末調整とともに株式・債券などのリスク動向をにらんだ週末相場となりそうだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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