アジア株 上海株はマイナス圏に転落、フィッチは不動産管理会社のCG SERVICESをジャンク級に格下げ 東京時間11:05現在 香港ハンセン指数 17993.65(+147.73 +0.83%) 中国上海総合指数 3077.75(-1.21 -0.11%) 台湾加権指数 16789.68(+212.78 +1.28%) 韓国総合株価指数 2527.64(+22.14 +0.88%) 豪ASX200指数 7165.20(+16.78 +0.23%) アジア株は軒並み上昇、米製造業PMI縮小を受け米金融引き締め長期化懸念が後退している。 香港株は続伸。バイドゥやレノボ、シャオミ、美団、アリババなどハイテク関連が軒並み上昇している。香港は米ドルに連動するペッグ制を採用しているため金融政策を米国に連動させている。そのため米国が利上げ停止となれば、香港も基準金利の引き上げを停止する。 上海株は反発して始まるも、すぐにマイナス圏に転じている。景気減速懸念は払拭されていない。 米外交問題評議会(CFR)の国際政治経済学研究員の劉宗媛氏は、需要(Demand)、債務(Debt)、人口動態(Demographics)、デカップリング(Decoupling)の「4つのD」が景気回復の足かせとなっていると指摘している。 格付け会社フィッチは中国不動産管理サービス会社のCG SERVICES(碧桂園服務控股有限公司)を「BBB-」からジャンク級の「BB+」に格下げした。フィッチは同社の成長、ブランド評価、収益性が姉妹会社の碧桂園控股の不動産販売低迷と流動性ストレスによる成長鈍化によって悪影響を受ける可能性があると指摘した。
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