アジア株 上海株は下落も下値は限定的 米中緊張の高まり警戒も対立は今に始まったことではない 東京時間14:02現在 香港ハンセン指数 18202.07(暴風雨警報「最高レベル」終日取引中止) 中国上海総合指数 3108.84(-13.51 -0.43%) 台湾加権指数 16591.29(-27.85 -0.17%) 韓国総合株価指数 2530.50(-17.76 -0.70%) 豪ASX200指数 7136.20(-34.81 -0.49%) インドSENSEX30種 66457.63(+192.07 +0.29%) アジア株は軒並み下落、米中対立激化懸念が重石。 米商務省が中国製HUAWEIチップを調査中だと明かした。先日のアップルの件に続き、半導体を巡り米中対立が激化する恐れがある。もっとも、米国と中国が対立しているのは今に始まったことではない。香港市場が不在なこともあり、今のところ中国市場への影響は限定的。 上海株は続落も下値は限定的、来週の中国重要指標発表を控え積極的な売買は手控えられている。エネルギー関連や生活必需品、素材、不動産株が総じて下落。一方で、半導体を中心にハイテク関連は上昇している。 今週末6日には中国8月の消費者物価指数と生産者物価指数が発表される。来週15日には新築住宅価格、不動産投資、固定資産投資、失業率、鉱工業生産、小売売上高がいっせいに発表される。また、中期貸出制度(MLF)1年物金利も公表される。2.50%に据え置くとの見方が多いものの、一部では2.40%に引き下げ予想もある。 香港市場は暴風雨警報「最高レベル」発令のため取引は終日中止に。きのう夜中には1884年以来、観測史上最大1時間当たり158ミリの非常に激しい雨が降った。香港政府は現地時間14時半から会見を開き、史上最悪の豪雨について説明する。
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