きょうの為替市場はドル買いの動きが一服しており、ユーロドルも買い戻しが出ている。ユーロドルは前日に一時1.06ドル台まで下落していたが、1.07ドル台に買い戻される展開。ただ、上値が重い状況に変化はない。 市場では来週のECB理事会を巡って見方が様々出ている。短期金融市場では35%の確率で利上げの可能性を見ている状況だが、見方は半々に分かれている印象。 利上げサイクルは終わりに近づいていることは共通認識ではあるが、データが曖昧なために来週の決定はまだ未知数で、利上げ一時停止に賛否両論が出ている状況。景気後退への懸念が強く、追加利上げは経済心理の急低下と信用市場の冷え込みを加速させることから、控えるべきとの見方の一方で、ユーロ圏経済がほぼ停滞状態にある中で、ECBにとっては来週の理事会が最後の利上げチャンスとなるとの意見も聞かれる。 足元のインフレや長期インフレ期待の上昇にある中で、現在の第3四半期のユーロ圏経済はマイナス成長に陥る可能性が高く、いま利上げを見送ることは利上げサイクルの終焉を意味し、さらなる引き締めの窓が閉ざされるという。 EUR/USD 1.0714 EUR/JPY 158.15 EUR/GBP 0.8586 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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