きょうのドルは上げ一服となっているものの、下押しする気配もなく、ドル高の流れは継続している。FRBの追加利上げについては年内にあと1回との見方など、昨年からの各国中銀の利上げキャンペーンも終了に差し掛かっていると見られている。その一方で、足元の頑固なインフレから、利下げ期待は大きく遠のいており、各国中銀とも高金利が想定以上に長く継続するとの見方が強まっている。 そのような中で、堅調な米経済の持続がドルの鍵を握るとの指摘も出ている。注目点は、金利が大幅に上昇したにもかかわらず、堅調な米経済がどれだけの期間維持されるかだという。現在のところ、需要サイドの指標は依然堅調な経済を指し示しているが、労働市場、信用、貯蓄など多くの分野で減速の兆しが差し迫っており、今後数カ月のうちに米経済は減速し、それがドルを圧迫することが予想されるという。 ただ、ユーロ圏や中国、英国の経済に景気後退が警戒される中で、相対的にドルに資金が回避しやすく、ドルが崩れることはないとも付け加えている。 USD/JPY 147.76 EUR/USD 1.0704 GBP/USD 1.2464 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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