アジア株 香港株は小動き、豪雨で取引中断になる可能性 上海株は小幅高、新たな不動産下支え策も効果は限定的との見方 東京時間11:07現在 香港ハンセン指数 18026.14(+16.92 +0.09%) 中国上海総合指数 3131.84(+8.77 +0.28%) 台湾加権指数 16751.94(+170.43 +1.03%) 韓国総合株価指数 2555.00(+20.30 +0.80%) 豪ASX200指数 7172.20(+18.29 +0.26%) アジア株は軒並み上昇、中国のさらなる不動産下支え策期待が広がっている。 中国深セン市が住宅購入資格基準を緩和したとの報道が伝わっている。深セン市は2016年から国内で最も厳しい住宅購入規制を導入していたが、住宅市場活性化に向け規制を緩和することにした。離婚者が住宅を購入しやすくするため、離婚を理由とする住宅購入制限の一部を撤廃する。ただ、規制を緩和してもその効果は一時的になる恐れ。北京と上海、広州で住宅販売が住宅ローン規制を緩和した前週に比べ急減したとの報告が伝わっており、深セン市でも同様に効果は続かないとの見方が多い。 香港株は小動き。今月初めの超大型台風や先週の暴風雨に続き、今度は豪雨に見舞われており、警戒レベルが現在の「レッド」から最上位の「ブラック」に引き上げとなれば、香港株式市場は休場となる。今のところ香港証券取引所は開いているが、後場休場となる可能性もあるため、積極的な売買は手控えられている。香港市場では電力など公益関連が上昇。素材やエネルギー関連、不動産の一角も上昇している。
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